キズナとオルフェーヴルが共に凱旋門賞の前哨戦を快勝した。オルフェは人気の通り楽勝だったが、これとてメンバーは好メンバーだったと思うが、春のシーズンを充電した分のエネルギーが爆発した感じだ。これは本番でもすごいのではないか。スミヨンは終始うちに前に一頭おいてレースを進めていたが、安定した動きでひっかかることはなかったと思う。さすがロンシャンを知り尽くしているスミヨンだ。昨年は早いしかけで結果的にソレミアに差替えされてしまったが、今年は昨年の結果を踏まえて考えて乗ってくると思う。今回の走りはそれを感じさせる内容だった。キズナは英国ダービー馬ルーラーオブザワールドに先着したのは凄いと思う。オルフェーヴルと違ってロンシャンは初めてだったし、何よりも高低差があって日本とは違う馬場をこなし切ったのは良かった。あとは本番で馬場が重くならないことを祈りたいばかりだ。オルフェはステイゴールドだから馬場が渋っても大丈夫そうだが、キズナの場合は馬場が渋ってしまうとあの切れが亡くなってしまうかもしれない。 PR |