今日の皐月賞はフジキセキ産駒のイスラボニータが抜け出して完勝。意外にもフジキセキ産駒のクラシック初勝利となった。中山の馬場云々の問題が言われていたが、見た感じではそんなに内外ふりもなさそうだし実力で2000mを抜け出したイメージだ。もともと東京コースを得意とする馬だし、ダービーは今回の中山よりももっと可能性が高まるだろうと思う反面、フジキセキ産駒だけに距離がどうなるか見どころでもある。ディープインパクト産駒は人気こそあったものの上位にこられなかった。やはり中山コースとの相性が悪いのだろうか。期待の2億5千万円馬のトーセンスターダムは改めて東京コースで見直しが必要だろう。中山の急坂が響いた可能性もある。惜しかったのはハーツクライ産駒のワンアンドオンリーで後方から最後大外を出して追い上げてきたが、坂前位で伸びが止まってしまった。府中の方が向いていそうな気がするし、ダービーは面白い一頭になるかもしれない。なによりも今熱いハーツクライ産駒というのが素晴らしい。大混戦と言われた皐月賞だったが、2着にはトゥザワールドが入って意外に人気の決着だった印象がある。当然トゥザワールドもダービーで人気を集めそうだし、まだまだ混戦状態という印象が続く。しかしイスラボニータが唯一配線した新潟2歳Sでのハープスターのパフォーマンスが改めて目立つ結果となった今日のレースだった。 PR |