週末の競馬は大きな重賞レースもなく完全にローカルの夏競馬になった。今週は札幌、福島、中京の三場開催で、新馬戦なども組まれていて、ちらっと記事を見たがオルフェの弟もデビュー予定らしい(今週かどうか定かではないが)。また、今週のニュースでは凱旋門賞にゴールドシップとジャスタウェイが参戦するとのこと。できればロンシャンで前哨戦をたたいてもらいたかったが、ローテーション的には日本から直行で参戦するらしい。ジャスタウェイはあの切れ味をもってすれば世界レベルなのは間違いがないが、なにぶん固い馬場でないロンシャンでどうだろうか。また2400mも最近走っていないから微妙に気になるところだ。血統的にはハーツクライの産駒だから距離は大丈夫かと思うが、その点が心配だ。おそらく須貝厩舎の思惑もあり、安田記念をジャスタで宝塚をゴールドシップという形で使い分けたのだろうが、ジャスタは1600mを使っているので、凱旋門賞のあのスローペースに戸惑わないのか懸念がある。一方ゴールドシップは渋い馬場は得意だから、この馬は完全にロンシャン向きといえるだろう。血統的にもステイにマックインは過去の成績からも実証されているから気分よく走ってくれさえすればフォルスストレートあたりからロングスパートをかけて直線抜け出しというケースもみられるかもしれない。こちらはかなり期待が高まる。できれば前哨戦をフランスでたたいてもらいたいところだが、札幌記念を経由するらしい。もう7月の後半だしのこり2か月弱かなり楽しみになってきた。迎え撃つ海外勢もオーストラリアなど強豪馬がそろっていて見ごたえのある一戦になりそうだ。まだキングジョージなども控えているし新たなスター候補も参戦してくるかもしれない。 PR |