4月~6月期のGDPの結果が出たが大幅な落ち込みを示し、日本経済に陰りがみえたことがニュースになっている。来年度消費税10%にあがればさらに回復しかけた経済に陰りが見えるだろう。まぁ3月末までの駆け込み需要があってその反動といえなくもないのだが、この7月~9月がどうでるか。おそらく観光業やレジャー、特にスポーツではゴルフなどが打撃を受けるのではないだろうか。ゴルフの場合は1回のプレーでビジターで15000円位するから消費税増税分は結構痛い。加えてゴルフ場利用税も別途あるから贅沢のスポーツとはいえプレーヤーの財布のひもがかたくなるのもやむを得ない。また、損益通算がなくなってしまったゴルフ会員権売買も冷え込んでくるだろう。ゴルフはただでさえ2015年問題といわれる高齢者シニア層の需要がなくなってくる可能性が高く、若者の掘り起しが不可欠。しかし、若者世代もなかなか所得が上がらずゴルフをする余裕がない家族の割合が高いのではないだろうか。アベノミクスにより所得の二極化が起こり、一部の層がリッチになる一方、住宅ローンや子供の養育費等で家計が厳しくなる層が多くなりゴルフなどのお金のかかるスポーツが今後心配になってくる。まぁこの時期休日に関東近郊のゴルフ場などはどこも満杯であるからそこまで心配いらないのかもしれないが、地方のコースは都内から遠かったりするとなかなか金額を下げても集客できないから深刻になってくると思う。ゴルフ場によってはソーラー施設に変えてしまう動きも出てきており、単価を下げると設備投資ができなくなりまた客単価が下がるという悪循環に陥ってしまう。地方にもバランスよくゴルファーがいればいいのかもしれないが、地方経済も深刻な状況であるため、真っ先に財布のひもが固くなるのがお金のかかるスポーツ、ゴルフになってくると思う。 PR |