明日の宝塚記念は阪神の荒れ馬場での開催になりそうだが、こうなると三連覇がかかるゴールドシップ断然という事でオッズがあらわれている。2倍を切ってくる感じだろうか。距離と坂のある阪神と右回りとゴールドシップの条件に全てあったためこの人気は仕方ないか。ただ天皇賞春のメンバーが高レベルかというと疑問が残るし、年齢を重ねることによって昨年、一昨年の力を出せるかというと一株の不安が残る。特殊な阪神の内回りでの開催で当然これまでの実績から勝つ可能性が高いのはこの馬なのだが、あえてオッズを見るならば外したい衝動に駆られる。カレンミロティックは前に行って今度は内回り。枠も内枠を引いて今回はチャンスだと思う。ゴールドシップに勝つ実力があるのかという当然の疑問はあるが、雨残りで連に絡む可能性も十分ある。ヌーヴォレコルトは牝馬ながら前行く可能性もあり、中山記念の際限ができればかなり強力だと思う。ハーツクライ産駒で岩田騎手は前に行くだろうからこれも前にいって残る可能性がある。ラキシスは充実度ナンバーワンに見える。道悪もこなしてディープインパクト産駒というよりかはストームキャットの影響が出ているかもしれない。キズナをやっつけたという強さがあるが、果たしてあの時のキズナの強さがどれくらいかというのは計りかねる部分があり、本命とはしづらい馬だ。ルメール騎乗というのは心強いわけだが。ワンアンドオンリーとトーホウジャッカルはこの世代が強い世代なのか試される一戦となる。ワンアンドはハーツクライだし凱旋門賞挑戦にはここは勝っておきたい一戦。デムーロは強力な＋になるがどうだろうか。トーホウジャッカルは菊花賞の走りが維持できるようであれば、十分可能性がある。休み明けでどれだけできるのかが問題だろう。単でねらうならこの馬だろうか。ラブリーディもかなり充実しているし厩舎も名門だからこれも侮れない。当然ゴールドシップが強いのだが、あえて外すとなるとまだまだ一日じっくり考える時間が必要な状況だ。