今年の男子ゴルフ最高峰メジャーともいえる日本オープンが埼玉県の狭山ゴルフ・クラブで開催されているが、8位だった松山英樹が貫録の65をたたき出し一気に単独首位になって最終日を迎える。今年の狭山GCコースセッティングの難しさからか、アンダーパーでラウンドできる選手が少ない状況だったが、さすがは松山英樹で9番からの圧巻の5連続バーディーなど65とはすごいスコアだったと思う。3日は他にも60台を出す選手が多かったから、ややコンディションが前半に比べてよかったのかとも思う。2位には松山の大学の先輩で勢いに乗る池田勇太と李京勲が1打差で追っており、片山晋呉がその後1打差で続く展開となっている。松山はこのところアメリカツアーを主戦場にしているから、日本オープン制覇となると初めてのようだ。今年は狭山GCでの入場者数も例年の日本オープンに比べると多かったようで、ぜひこれからも毎年日本オープンに参戦してもらいたいところだ。日本オープンはこの後2020年まで実施されるゴルフ場が固まっており、来年は岐阜関カントリー倶楽部、再来年は神奈川県の横浜カントリー、そしてその翌年以降は古賀ゴルフクラブ、千葉県の紫カントリーすみれコースとなっている。現在ラウンド中かと思うが、国内初の賞金王を狙う池田勇太と日本オープン初制覇を狙う松山英樹のゴルフに注目が集まる。テレビでゆっくり観戦したい。 PR |