昨日の凱旋門賞は牝馬同士の決着で、日本のクリンチャーは17着と惨敗だったが、クリンチャーが挑戦したことにより日本での馬券発売もあったわけで、挑戦することに意義はあったと思う。この後は使うレースが難しいが国内でも頑張ってもらいたい。2連覇したエネイブルはスタート後から好意を追走できる足があり、なおかつペースが速くなってもひるまずにバテない強さがある。首が高そうな走法だが、パワーもあり日本のジャパンカップに来ても好走できそうな感じがある。ぜひJCに来てもらいたいものだ。2着も牝馬で昨年のエネイブルに似たローテーションを取った馬が来た。今年から斤量が若干変わったようだが、それでも牝馬が上位独占だから、まだ斤量的にも牝馬有利なのかもしれない。しかし、一昨年のマカヒキ、昨年のサトノダイヤモンド、そして今年のクリンチャーともに惨敗だったから、世界の壁は厚い。馬場があわないのかもしれないが、それでも勝負になっていないから、残念なところだ。ステイゴールド系のようなパワフルな血統がいいのかもしれないので、種牡馬オルフェーヴルには凱旋門賞に挑戦できるような産駒を出してもらいたいと思う。来週からいよいよ秋のG1が始まる。スタートはアーモンドアイが出走する秋華賞だが、調教が通常であれば三冠は堅そうだ。ここを勝てばジャパンカップに挑戦するだろうから、今年のジャパンカップは大きく盛り上がりそうな一戦となる。天皇賞秋も休み明けが多いとはいえ、メンバーがそろいそうなので今から秋のG1が楽しみになった。 PR |