明日の菊花賞だが、日本ダービー馬エイシンフラッシュが回避したことによって、ダービー2着馬で3歳チャンピオンだったローズキングダムが1番人気に支持されることになっている。この馬が突出した人気で他は皐月賞で見せ場を作ったヒルノダムールあたりが人気を背負っている。ローズキングダムは夏場を超えて体重を増加させているから、成長分として考えられるし、何よりも武豊が騎乗というのは心強い。今年の三歳馬のレベルを考えた時、春のダービー時点ではかなりのレベルの高さと言われていたが、人気のヴィクトワールピサやペルーサが凡走したことにより、この世代のレベルがどうなのかいったんリセットされた。札幌記念ではヒルノダムールは古馬一戦級に届かなかったのと、フランスに遠征したチャンピオンホースのヴィクトワールピサが通用しなかったことの要因も大きい。ただ、先日行われた毎日王冠では三歳馬のアリゼオが好走したことによって、まだ世代間のレベル差を計れないでいるのが現状だ。世代間の話を出したのは、古馬混合のレースを連勝してきたトウカイメロディの判断が難しいからだ。重賞クラスのホクトスルタンを封じ込めたのは評価できるし、この春のGI戦とは別路線であがってきた馬の取捨をどう考えるかで馬券の買い方が変わってくる。プロ野球ではセリーグのクライマックスシリーズがあり、巨人が粘ったうえで中日に敗れ敗戦。中日は山本昌が勝ち投手の権利はなかったが試合を作り後続の勝ちパターンの投手リレーで快勝した。岩瀬が投げずに勝っているので、日本シリーズに向けて中日ドラゴンズのアドバンテージは大きい。 PR |
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