天皇賞ではトゥザグローリーが1番人気になっている。当然今年の結果を見ればそれはわかるのだが、未知の距離3200mに対してどういった戦略をとるのかは見ものだ。2番人気はローズキングダム。こちらは過去菊花賞でもビッグウィークを詰めているから長距離での距離経験があるのも強み。最近成績が下降気味の武豊にとって、特異の天皇賞春でなんとかローズキングダムで勝っておきたいところ。また、週発力勝負で浮上してきそうなのが、ペルーサとエイシンフラッシュ。両馬ともスローでの展開になって実質よーいドンの長距離戦になった時に浮上してくる馬。こちらは一発があり、ペルーサの場合は横山、そしてエイシンフラッシュの場合は内田だから追い比べ勝負には分があるのはたしか。充実の4歳世代に5歳以上の世代がどう絡むかもポイント。案外スローを見越して捨て身の逃げをしてくる馬もいるかもしれない。楽しみな一戦となる。ゴルフでは中日クラウンズが3日を終わり、石川遼が12位で最終日を迎える。昨年は伝説の58を叩き出して、大逆転を演じたわけであるが、今年はこの順位から1位のブレンダンジョーンズに対してどこまで迫れるか楽しみだ。もし昨年のような大逆転優勝が決まれば、また、ゴルフに対するファンの注目度が集まり、盛り上がるだろう。ゴルフ会員権相場表が震災の影響もあり落ちているという報道が出ていたが、石川はじめ日本人上位につけている若手の薗田など若手中心に盛り上げてもらいたいと思う。