天皇賞春はマンハッタンカフェ産句のヒルノダムールが優勝。ハイレベルの4歳世代のスタミナ勝負での頂点になった。2着には惜しくもエイシンフラッシュ。血統的には2400mがぎりぎりかと思ったが、よくここまで追い込んだと思う。今後の宝塚記念を展望する際、大きな希望を持てる走りだったと思う。ローズキングダムは引っかかって着外、キングカメハメハでは少し3200mは厳しいということか。ペルーサも結局爆発できなかった。ヒルノダムールはヴィクトワールピサが勝った皐月賞の2着馬で、しまいの脚を考えれば、クラシックレースのひとつくらいかってもおかしくない馬だったが、ようやくここにきて大成した感じがする。藤田騎手がずっと乗り続けてきたのも大きいだろう。大阪杯から急上昇しているので、昨年のヒルノダムールのようなとらえ方をしていると馬券的に失敗するかもしれない。やはりマンハッタンカフェ産句が勝ったことで、天皇賞は血統的な要素も非常に大きいのではと思うようになった一戦だった。 PR |
トラックバックURL
|