プロゴルフトーナメントは10月中旬となりシーズン佳境。ただ今年は男子ゴルフも女子ゴルフも賞金ランキングは其々キムキョンテとイボミが安定しており、競り合う状況ではなくやや単調な展開。昨日もイボミがシーズン5勝目を飾って圧倒的な強さを見せつけたばかり。男子ゴルフはキムキョンテが優勢なもののまだこれから高額のトーナメントが待っているからまだわからないかもしれないが。この3連休は昨日までやや天気は下り坂だったわけだが、今日の関東は秋晴れで非常にすがすがしい天候。ゴルフをするにも最適な連休最終日なのではないだろうか。メンバー制のコースであればこの時期はメンバー制のコースでは予約を取りにくいだろうし、パブリックのコースでも結構一杯入っているのではないだろうか。ゴルフ会員権も一時期に比べれば相場も下がって価値も落ちているのかもしれないが、こういうゴルフシーズンに気軽にプレーするには非常に便利。毎週のようにゴルフをやる人にとっては会員権を買った方が便利でメンバーフィで一人で組み合わせしてもらえることが利点。もちろん競技会にでるなどのメンバーライフもあるのだが、HDも取れるし何回も同じコースに通うのであれば便利なツールだろう。ただ、最近はグループコースごとのプレーに特典を設けたりしている場合もあるが、一コースずっとプレーするとなるとさすがに飽きが来るという人もいると思うし、そういう人は2コースの会員権を持ったり、共通で利用できる会員権を購入する場合も多い。共通会員権で有名なのはもちろん御殿場コースを含む太平洋クラブなのだが、そこまで高級でなくても気軽に複数のコースを楽しみたいという人は山田クラブ21などが候補になってくると思う。他にも総武総合平日など名門コースを利用できる会員権もあるが、日曜日がプレー不可だったりと色々制約がある。山田クラブ21のいいところは千葉県、山梨県、埼玉県、茨城県などのコースをメンバーとして利用できる点にある。場所が散らばっているが、これは太平洋クラブも同じことで、その日の気持ちによってホームコースを気軽に変えてプレーできるところはありがたい。年会費が1コースに比べて高いという点もあるが、夫婦などで気軽に複数コースをメンバーとして楽しみたいという人には共通のゴルフ会員権も一考だろう。

セリーグは大混戦の佳境で今日からヤクルトと巨人の直接対決となる注目のカード。ここにきてセリーグ上位球団でも時期監督問題が取りざたされてきており、ストーブリーグが本格化しそうな感じだ。今の感じではヤクルト優勢だが、この直接対決で巨人が連勝するようだと全く分からなくなる。原監督も優勝でなければ退任、みたいな報道が出ていたが、2位でも監督変わるのであれば非常に厳しい世界だ。一方で今のところ下位の中日谷繁監督とDeNA中畑監督は留任になる可能性が高そう。中畑監督の場合は男気があるから、この成績では自分から退任の決意を示すと思うが、もうすぐドラフトもあるし、どうなるだろうか。球団は今のところ集客面やサービス面などで留任を要請するとの事。ヤクルト真中監督は就任1年目で初優勝となれば今後長期政権が予想される事になる。昨年は最下位だったと思うが、今年はトリプルスリーを達成しそうなミスターヤクルトになりそうな山田を筆頭に首位打者の川端、打点を稼ぐ畠山と打線に切れ目がない。加えて左腕のベテラン石川にエース小川、加えて館山も復活したことが大きかった。抑えのバーネットは安定しているし、これから当面ヤクルトが強くなりそうな時代が続きそうな感じがする。阪神は藤浪が一人奮闘しているが、メッセンジャーに続く先発陣がまだ不安がある。能見が昨日勝利をあげたが、年齢的なことを考えると若手の先発ピッチャーがほしいところだ。マートンの去就も心配されるし、オ・スンファンも来年残るとも限らないので、外国人補強が一つのポイントとなりそうだ。巨人はマイコラスとポレダが活躍したのは大きかった。マイコラスは今年の成績で来年も巨人に残留するだろうか。今年のオフの一つの大きな話題でもある。一部には大リーグ復帰みたいな報道がでていたから、こちらも注目だ。また広島の前田健太はオフに大リーグ挑戦を発表するかもしれないし、来年は今年のセリーグの順位とは別に大きく変動しそうだ。

先週の女子ゴルフはメジャートーナメントの日本女子プロゴルフ選手権が開催され、テレサ・ルーが優勝。メジャーなどの大舞台に強いテレサ・ルーは今年圧倒的な強さを見せて賞金ランキングトップをひた走るイ・ボミに何とか差を縮めている。現段階で賞金総額1億円突破しているのはイ・ボミとテレサ・ルーの2人のみ。今年はこの2人によるデッドヒートになってきそうな雰囲気さえ感じさせる今年の日本女子プロだった。次回メジャータイトルは10月頭から始まる日本女子。もう2週間位しかなく、実は昨年の日本女子タイトルホルダーはテレサ・ルーでもある。一昨年相模原カントリーで開催された日本女子は宮里美香が勝ったが、3年前に横浜カントリーで開催された際はフォン・シャンシャンが部類の強さを見せてインビーパークと李知姫を振り切って優勝しており、このところは外国人選手の活躍が目立つトーナメントでもある。上田桃子や菊池絵理香を筆頭にこのところ活躍が目立つ日本勢だが、そろそろ次のメジャートーナメントでは日本人選手にも奮起してもらいたいところだ。今年初戦のワールドレディスサロンパスカップでもチョン・インジに優勝を持っていかれており外国人選手の強さが目立った年となっている。今週は愛知県でマンシングウェアレディース東海クラシックが開催予定。昨年は申ジエが優勝しており、今年はどうなるだろうか。男子ゴルフはANAオープン（札幌ゴルフ倶楽部）が北海道で開催される。昨年はベテランの宮本勝昌が優勝した。チーム芹澤の選手でもある。この時期は北海道での開催となると天候によってはやや肌寒くなるのかもしれない。今週は男子女子共に開催なのでシルバーウィークとあいまってゆっくりゴルフ観戦をしたい。

今週の競馬は札幌で大きなレース札幌記念が開催される。ここの所凱旋門賞のステップレースとして調整されることが多いレースで一流馬の参戦があり、また北海道で放牧して参戦できるとあって、夏場のマイナーレースが多い中でとてもおおきな位置づけとなっている。過去にはここを勝って秋には天皇賞も制したヘヴンリーロマンスなどもいて侮れない。今年はラキシスはじめ菊花賞馬のトーホウジャッカルなどもいて豪華メンバーが揃った感じだ。ラストインパクトもこの距離はあうのではないだろうか。天皇賞春からの参戦だけに感覚があいているのが気になるが、当日の馬体重には要チェックとなるだろう。トウケイヘイローは2年前勝っているからコースとの相性は良いと思うし、当日雨が降って馬場が重馬場になれば面白いと思う。人気になりそうなのが、ディープインパクト産駒だけに、小回りの札幌でどうかというのは一つの見どころでもある。小倉では短距離重賞が組まれておりこちらも気になるところ。気が付けばお盆が終わってもうすぐ9月になる。もうすぐ中山開催も近づいており、秋のGI戦線前哨戦がはじまるので、楽しみな季節である。