年末の有馬記念まで残り少し。今年は有馬記念が遅く翌日に確か東京大賞典だったと思うが、昨日はニュースで東京大賞典でアメリカから海外馬が参戦するニュースが出ていた。GIを勝った一線級ではないようだが、このような参戦はとてもいいことだと思う。アメリカは右回りの競馬場がないわけだが、果たして大井の右回りはどう出るか。先日のジャパンカップダートはホッコータルマエが貫録勝ちをしたわけだが、大賞典には出てくるのだろうか。今度右回りで得意の大井ならこれはとても楽しみが増す。ゴルフは先週のJTカップが終了し今シーズンの男子ゴルフトーナメントが全て終了した。今年は小田孔明が自身初の賞金王に輝いて一年間のシーズンが終了した。小田は今年は関西オープンゴルフ(六甲カントリー)とブリヂストンオープン(袖ヶ浦カンツリー倶楽部)の2勝だったが、年間を通じて終始安定したゴルフをし続け、3勝した藤田寛之を退けての優勝となった。来年の目標は海外メジャーで既に来シーズンに向けて休む暇なく海外仕様の調整を続けているだろう。松山英樹が今年は海外ツアー挑戦元年だった為、国内ゴルフツアーの空洞化が心配されたわけだが、ここにきて小田孔明が賞金王となり、ベテラン藤田寛之も賞金王返り咲きにはならなかったものの堅実なゴルフを見せて日本勢の底力を見せた結果となった。あとは欲しいのは松山、石川はじめ海外メジャー制覇。松山は今年一年海外でのタフなスケジュールでのツアーを経験して得るものは大きかったと思う。石川遼も一時期の不調を脱している。若手2人に小田孔明も当然海外ツアーに挑戦していくだろうから、来年の海外PGAツアーを楽しみにしておきたい。 PR |
ジャパンカップはふたを開けてみればジェンティルドンナの三連覇はなく、スミヨンが乗ったエピファネイアが直線早目に抜け出して4馬身差の完勝。最高レベルの馬が揃ってかなりレベルの高い一戦だったはずだが、この勝利はかなり自信になるはずだし、スミヨン騎乗で馬が一変した。この後は有馬記念に向かうようだが、来年のドバイシーマクラシックもかなり楽しみになったのではないだろうか。有馬は誰が乗るのだろうか。福永に戻るかスミヨンはそもそも短期免許取っていないはずだからスポット参戦できるのかも注目だ。当然ドバイに行くなら来年はスミヨンになるだろう。ジャパンカップ当時は良馬場の発表だったわけだが、ふたをあけてみればディープインパクト産駒がこなかったように切れ味がいきるような馬場ではなくシンボリクリスエス産駒が躍進するような馬場だったということだろう。ジェンティルはできれば三連覇してもらいたかったが、クラシックの時から第一線だったからそろそろ力が衰えたのかもしれない。2着のジャスタウェイはさすがで距離も持ったことになる。どちらも福永の持ち馬で今後どういうローテーションを組むのだろうか。引退しないのであればおそらくドバイデューティーフリー2連覇に向けて遠征するかもしれない。やはり2000m前後の方が切れ味は増すだろう。有馬記念はこれで凱旋門賞から直接参戦するゴールドシップが待っていて、今回ジャパンカップに出走した各馬がどこまで参戦するのだろうか。おそらくジェンティルは出ないだろうし、ジャスタウェイも東京でないから参戦しないだろう。スピルバーグはいくかもしれないが、さすがに天皇賞秋をピークにしていただろうから、有馬まで余力があるかどうか。年一回のジャパンカップだったから、そちらばかり見ていたわけだが、男子ゴルフはシーズン終盤戦。カシオワールドオープン(Kochi黒潮カントリークラブ)片山晋呉が貫録勝ち。逆転賞金王を狙う藤田寛之が9位タイに入って最終戦まで小田孔明ともつれる展開になった。片山は最近めっきり勝てなくなってしまったが、今回の勝利でツアー通算28勝目。さすがの貫録だ。男子ゴルフは残り日本シリーズJTカップ(東京よみうりカントリークラブ)。東京というとあまりゴルフ場のイメージはなく、以前、GMG八王子ゴルフ場でプレーをしたことがある程度。もちろん開催コースである東京よみうりCCのような超名門コースはプレーもしたことがない。観戦するにも寒さが予測されるわけだが、日程の都合が合えば一度は東京よみうりCCで観戦をしたいところだ。藤田寛之がこのコースを大の得意としており、最終日まで目が離せなくなる展開になるかもしれない。ベテランと初賞金王を狙う小田との冬場の熱い戦いにも注目したい。
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先週のエリザベス女王杯はラキシスがこのレースにまるで絞ったかのようなローテーションでしっかり内枠を引いてしっかりとヌーヴォレコルトを差し切った。ヌーヴォも正統派のレースをしてかなり強かったと思うが、ラキシス陣営の仕上げの勝利と言えるだろう。もともと京都コースは相性がよいディープインパクトだけにこのレースを勝てていないというのは意外だったが、これからもどんどん京都で良績を残していく種牡馬だろう。昨年の優勝馬メイショウマンボはどうしてしまったのだろうか。全くいいところがなかったのが心配。去年までは圧倒的な女王だったわけだが早熟と断言するにはまだ早いような気もするが。今週はマイルCSなわけだが、先週に引き続いて京都開催。+ディープインパクト産駒がほぼ人気の上位を独占しそうな組み合わせだ。これだけ人気が上位独占となると、もうそんなに荒れなさそうだけど展開次第で変わるかもしれない。あとこの秋は重賞未勝利馬がみんなGIを勝っているから、重賞未勝利で上位人気の馬が出ればマークをしておかなければならない。この後はジャパンカップで今年は豪華メンバーが集結予定。天皇賞を見る限りジェンティルドンナが不動であるのは疑いがないが、ジャスタウェイが距離が持てばドバイの王者同士面白い戦いが見られるかもしれない。
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先週の天皇賞はディープ産駒のスピルバーグが重賞未勝利ながら大外強襲で優勝。藤澤厩舎および北村騎手共に久しぶりのGI勝利となった。あの勝ち方を見る限りジャパンカップでも当然有力候補の一頭と言えるが、このいきおいが一ヶ月後の府中まで維持されるだろうか。ジェンティルドンナはさすがの2着でやすみあけとやや距離が短いのかもしれない。しかしながらしっかり最後は3歳トップクラスのイスラボニータを差し替えしたところがお見事というしかない。この後はムーア騎手でジャパンカップに向かうというから史上初のJC三連覇というのもあるかもしれない。最有力の一頭。今年も外国馬があまりいい馬がこなさそうだから、豪華日本の馬どうしの決着になるだろうか。ワンアンドオンリーにイスラボニータそれに凱旋門賞帰りのジャスタウェイも参戦するからこのあたりの取捨が難しくなってくる。もちろんルメール騎手が乗ると発表されたフェノーメノも十分怖いだろう。明日はGIがないので、秋の競馬シーズンの一休みか。話は変わってゴルフは茨城県の美浦ゴルフ倶楽部でHeiwaPGM選手権が開催されている。年々ツアー数が減っているゴルフツアーでは新しいツアーに位置づけられ今年で2回目。残り一日を残して近藤共弘が単独首位にたっている。久しく優勝争いをしていないイメージがあるが、今年は小田孔明等ベテラン中堅ゴルファーが活躍している年でもある。気が付けばもう30代後半でいよいよゴルファーとしての完成時期の選手。久しぶりの優勝争いで何とか粘ってもらい久しぶりの優勝をもぎ取ってもらいたい。PGMは昨年も総武CCでトーナメントを開催していたが、この美浦GCもトーナメント開催の名門コースとしてブランディングしていく方針なのだろう。先日同じPGM茨城県の扶桑カントリー倶楽部でラウンドしたが、こちらもリーズナブルな価格で美しいコースだった。美浦のような名門コースとしての趣は当然ないわけだが、PGMコースによくあるリーズナブルでラウンドしやすいコースのように感じた。結構広々しているし、さすがに水戸まで足を延ばせるとコストパフォーマンスは高い。逆に水戸方面に住んでいる人はコストが安くいいコースでプレーができるということだろう。
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プロ野球のドラフトが終わった。早稲田の有原が日ハムに安楽が楽天に、両チームドラフトのくじ引きにめっぽう強い。最大の功績はやはり田中将大をひきあてたことだが、安楽も順調にいけばビッグなピッチャーになるポテンシャルは充分ある。一方中日は上位浮上の為に大学生、社会人中心のドラフトという結果になった。ジャイアンツは指名が4人で終了して他のチームとは違う戦略を取ったことになる。まぁジャイアンツクラスになるとFAとか補強で結構いい選手を取れるから、それでいいのかもしれない。ベイスターズは有原を外して左投手かと思ったが亜細亜大学の山崎を指名。右ピッチャーが多数いるから左の先発はほしかったはずだが、山崎の場合は中継ぎ、抑えもできると踏んだのかもしれない。プロ野球の場合やはりドラフト1位の活躍率が非常に高い。今回指名された12人が5年後にどうなっているのか、スカウトの眼力が問われるのがドラフトだと思う。下位指名の選手は確率的には一軍に定着できる率は少ないが、その中でも芽が出てくる選手がいると思う。特にソフトバンクが指名した島袋は高校時代はドラフト1位候補の選手だったから、ちょっとしたきっかけで潜在能力が開花して一軍に上がってくるかもしれない。
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