凱旋門賞は日本馬から3頭のトップホースが参戦したが惨敗といっていい結果となった。ハープスターは最後方からいつもの追い込みの形になったが、さすがに世界のトップホースが集まるだけあって前の馬が止まらない、逆にトレヴなんかは加速しているからこれでは届かない。というより日本の牝馬同士ならさせるのかもしれないが、相手が強かったということだろう。これなら札幌記念のような乗り方のほうがよかったのかもと思わせたわけだが、それは結果論だろう。ゴールドシップは馬場があっているように思えたが、直線平坦だったのもこの馬の良さが出なかったのかもしれない。3コーナー過ぎから大外まくりの先方に出たと思うが、3コーナーはどの馬も加速するところだから逆にギアチェンジができなかった。中山や阪神の内回りの方があっているのだろう。逆に言えば今年の有馬記念は面白そうな存在だ。ジャスタウェイはやはり凱旋門賞を使うのであれば安田記念のローテーションがよくなかったのかもしれない。できればドバイを勝った後、海外フランスで滞在競馬をしてほしかったと思う。しかし勝ったトレヴは抜け出す時の足が速く去年と一緒のような競馬となったところがすごい。斤量も重くなっているから不利という下馬評だったわけだがふたを開ければ圧勝。これで引退してしまうのは惜しい馬だが、ぜひジャパンカップに来てもらいたかった。高速馬場でも走れるような走法だと思うが、さすがに極東の日本にきて激走するほどの余力はないというところか。 PR |
いよいよ凱旋門賞まで残り日数も少なくなってきた。今年はテレビ中継をするのだろうか。夜の23時過ぎからとの事なので、非常に楽しみだ。ここにきて有力馬もあいついで離脱や成績不振になってきているから拍子抜けだが、3歳馬にまだ圧倒的に強い馬がいそうだ。今年の日本馬はエース格の馬たちが参戦しているから、非常に楽しみな一戦となる。ハープスターは斤量が軽いしオークスは楽鉄の影響があったと思うから、札幌記念で見せた強さが本物だろう。札幌記念にしてもまだたたきの一戦だから、仕上げも軽かっただろうしどうなるかというところか。ステイゴールドの産駒が好成績を上げているこのレースだが、ゴールドシップは初海外だけに認知されていないがいきなり勝つだけの実力は持っている。当然横山典も勝てるというつもりで行くだろうし、どうなるか。ジャスタウェイは世界ランキング1位だが、ぶっつけ本番がどうかというところ。凱旋門賞に行くのであれば、安田記念を使う必要があったかは疑問ではあるが、できればロンシャンの前哨戦をたたきたかった。ただ、ドバイでも現地ぶっつけで圧勝しているから馬場さえあえばチャンスありというところだろう。もちろん2400Mをあまり走っていないというのは大きな弱点。今年のキングジョージを勝ったタグローダももちろん斤量も軽いから軽視はできない。ここ数年牝馬が活躍しているレースでもあるし、牝馬といえば昨年強烈な印象を残したトレヴが今年どうなるかなど興味が尽きないのが競馬ファンにとっての凱旋門賞なのだろう。とにかくもうすぐで楽しみな一戦だ。今年は日本馬3頭全て日本人騎手による挑戦だし十分チャンスはあるだろう。
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今年の競馬はスプリンターズSが新潟競馬場で開催されることになっている。前哨戦のセントウルSはハクサンムーンが負けて、本番はかなり混戦模様になってくると思う。勝ったリトルゲルダは夏の上り馬で牝馬。牝馬の切れを考えるとスプリンターズSでもかなり有力なのではないだろうか。新潟は一点直線がかなり長く平坦という特徴があるが、このコース体型を味方にした馬(あるいは枠順の有利不利もあるかもしれない)が混戦のスプリンターズ戦線に終止符を打つかもしれない。京王杯オータムハンデはクラレントが貫録勝ち。確かトップハンデ級の斤量(トップハンデはサダムパテックかもしれない)を背負って並み居る強豪馬を圧勝した。左回りは気持ちよく走るし、前回も左周りで圧勝してるから騎手もうまかった。安田記念でも勝てるぐらいの強さだったのだがまだまだマイル路線も新たなニュースターが出てくるのだろうか。凱旋門賞まで1ヶ月を切っており、これから本格的なGI戦線にもなるから競馬ファンの季節は近づいている。変わってゴルフは秋の絶好のゴルフシーズンに突入している。この3連休は気候の良さも相まって本当に多くのゴルファーがプレーしているのではないだろうか。3連休泊りがけで複数ラウンドしているゴルファーも多いかもしれない。先月書換料が実質無料化になった大宮国際カントリークラブでプレーをしてきたが、コンディションは抜群ながら、かなりの猛暑(酷暑というレベル)で河川敷の林間コース風の趣があるのだが、さすがに応えた。プレーするコースによってはカートの導入もあったのだが、古き良き手押しカートで今は珍しいゴルフ場に思えた。今のような秋のシーズンであれば気持ちよくプレーできたのだろうが、さすがに炎天下の手押しカートは結構きつく簡単なコースのようでスコアは出なかったのが悔やまれる。国内女子ゴルフツアー日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯は鈴木愛が大会史上最年少優勝で幕を閉じた。一気に出てきた新星で初優勝がメジャーという強運の持ち主。首位スタートでプレッシャーのかかる中のゴルフだったと思うが、最終日も我慢のゴルフで強豪を振り切ったところがお見事。来年以降ツアーの主役に躍り出そうな選手だ。
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プロ野球は終盤戦にはいってきて、甲子園は今日は準決勝。特にセリーグはクライマックスシリーズに向けた戦いと首位攻防が激しさを増している。ここにきて初のクライマックスシリーズ出場を目指す横浜DeNAが失速してきているが、中日も同じように巨人に苦戦が続いており、横浜との差がなくなってきた。また阪神は少し失速気味。この時期甲子園で高校野球が開催されているが、俗にいうこの時期は死のロードと言われており連戦をビジターで戦わなければならず正念場と言えるだろう。巨人も先発が頭数が足りず加えて中継ぎ陣がかなり試合数登板しているから、最後の9月になってこれがどうなるだろうか。菅野が戻ってくればかなり強力だが、このままセリーグで逃げ切れるかどうかはわからない。広島が少し勢いが戻ってきたので、広島が最後の最後9月に猛烈な追い上げがあるかもしれない。大竹が巨人に移籍して投手陣は厳しいスタートだったが、ドラフト1位の大瀬良が先発ローテーションを守っているのが大きい。いずれにせよこれからがラストスパートとなり、どの球団が抜け出すか毎日楽しみなプロ野球が続く。話はプロ野球から今週注目の札幌記念で2強が順当に1着、2着。ハープスターが斤量の差をいかした形だが、どちらも本番での展望は明るい内容だった。ジャスタウェイがぶっつけ本番となるが、ロンシャンの重馬場がとても合いそうなゴールドシップ含め3頭の挑戦となるだけに約1か月後の対決が非常に楽しみなった。
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4月~6月期のGDPの結果が出たが大幅な落ち込みを示し、日本経済に陰りがみえたことがニュースになっている。来年度消費税10%にあがればさらに回復しかけた経済に陰りが見えるだろう。まぁ3月末までの駆け込み需要があってその反動といえなくもないのだが、この7月~9月がどうでるか。おそらく観光業やレジャー、特にスポーツではゴルフなどが打撃を受けるのではないだろうか。ゴルフの場合は1回のプレーでビジターで15000円位するから消費税増税分は結構痛い。加えてゴルフ場利用税も別途あるから贅沢のスポーツとはいえプレーヤーの財布のひもがかたくなるのもやむを得ない。また、損益通算がなくなってしまったゴルフ会員権売買も冷え込んでくるだろう。ゴルフはただでさえ2015年問題といわれる高齢者シニア層の需要がなくなってくる可能性が高く、若者の掘り起しが不可欠。しかし、若者世代もなかなか所得が上がらずゴルフをする余裕がない家族の割合が高いのではないだろうか。アベノミクスにより所得の二極化が起こり、一部の層がリッチになる一方、住宅ローンや子供の養育費等で家計が厳しくなる層が多くなりゴルフなどのお金のかかるスポーツが今後心配になってくる。まぁこの時期休日に関東近郊のゴルフ場などはどこも満杯であるからそこまで心配いらないのかもしれないが、地方のコースは都内から遠かったりするとなかなか金額を下げても集客できないから深刻になってくると思う。ゴルフ場によってはソーラー施設に変えてしまう動きも出てきており、単価を下げると設備投資ができなくなりまた客単価が下がるという悪循環に陥ってしまう。地方にもバランスよくゴルファーがいればいいのかもしれないが、地方経済も深刻な状況であるため、真っ先に財布のひもが固くなるのがお金のかかるスポーツ、ゴルフになってくると思う。
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