新型コロナウイルスの影響で、ゴルフトーナメントも軒並み中止が発表されていたわけであるが、先日女子ゴルフが無観客で千葉県で開幕し、ネット配信などようやくゴルフファンも楽しめる環境が整ってきた。女子ゴルフの場合はこの後も中止の大会が続き、次回は8月のようだが、何よりも開催にこぎつけたのは主催の努力もあっただろうし良かったと思う。都内での新規感染者は増加傾向にあるため、今後ゴルフトーナメントに限らず、スポーツ全般がどうなるかという懸念はあるわけだが、プロ野球も順調に無観客の中開幕しておりこれから少しずつもとに戻ってきてもらいたいものだ。今週は男子ゴルフツアーが2日間開催ではあるが、JGTO共催ゴルフパートナーエキシビショントーナメントが茨城県の取手国際ゴルフ倶楽部で開幕する。この大会は2日間大会となりエキシビジョン大会という位置づけらしい。前回の女子ゴルフ同様無観客の中開催ということだが、動画配信もあるため楽しみたいと思う。男子選手たちにとっては、ツアー賞金が大きな糧となるため少しずつではあるが正常に戻ってもらいたい。開催の取手国際GCは西コース、東コースの大型36Hのゴルフ場。トーナメント開催となると久しぶりになるのではないだろうか。アクセスも利根川に近く、近隣には名門の筑波カントリーがある。本来、プロトーナメントをやったら結構なギャラリーが来る立地にだと思う。 PR |
今週は上半期の総決算宝塚記念と大井では今日帝王賞がある。どちらも豪華メンバーで楽しみな一戦。帝王賞は長期休養明けのルヴァンスがどこまで復調するか、クリソリベルも国内の地方G1なら勝っておきたいし、今や地方競馬の頂点に立っているオメガも実力を出して当然。伏兵陣も力のある馬ばかりで本当に面白い一戦となった。昨年の再現でオメガとチョーワで決まるかそれとも、もともと中央で実力があった馬が巻き返すか今から楽しみだ。宝塚記念も昨年はリスグラシューが圧倒的な競馬をしたばかりだが、右回りの阪神であることを考慮するとこれまた面白い。サートゥルは右回りで当然人気になるが、週末の天気や馬場によっても台頭する馬は変わってくるだろう。この後は当面秋までG1がなくなるのでしっかりと楽しみたい。
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今日の土曜日は関東は雨となったが、明日の馬場はどうなるだろうか。アーモンドアイにとっては、固い高速馬場が望ましいと思うため、陣営としては何とかこれ以上雨が降らないことを願っているだろう。ラブズオンリーユーとの一騎打ちムードはあるが、馬場の状態によっては伏兵の台頭もあるかもしれない。何より、ドバイで一度仕上げてから再度の参戦になるアーモンドアイにとっては、今年初戦が一番取りこぼしやすい可能性もある。個人的には圧勝してもらい、今後の展望を広げてもらいたいが、ここを使った後はどこを使うのだろうか。馬場的には凱旋門賞は狙わないだろうし、秋も天皇賞かJCという大きなレースはあるが、ともに既に勝っているため、どこのレースを今後使ってくるかも楽しみではある。
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明日は伝統の天皇賞春で、今年は2連覇を狙うフィエールマンが一番人気。ただし、年明けステップレースを挟まずに臨んで勝った馬はデータ的にいないそうだ。ただ、ここ数年はノーザンファームで仕上げて、厩舎で調整というパターンが一般的になってきたから、この懸念は恐らく当てはまらないだろう。ディープインパクト産駒にしては折り合いに難がなく、距離も心配ないステイヤー。京都の高速馬場は天気のリスクもなく、舞台は絶好となりそうだ。キセキが逃げるのか否かでまた展開は変わってくるが、スローペースでインにこもっていればおのずとフィエールマンに結果がついてくるだろう。キセキは重馬場の菊花賞を勝った馬だが、実際はあのアーモンドアイが勝ったJCの2着と高速馬場も対応できる万能型。出遅れ癖がついているが、うまくゲートを出れば実力的にはフィエールマンとも引けを取らないと思っている。明日雨が降れば面白いかと思っていたが、両馬場だったらフィエールマンの方が優勢だろう。エタリオウはここ数戦は見せ場がないレースが続いていたが、長距離のレースとなって覚醒するだろうか。本来は菊花賞でフィエールマンに食い下がった能力のある馬だし、決して早熟ではない血統(ステイゴールド)だけに、チャンスはあると思う。気まぐれな性格なのかもしれないが、一発あってもおかしくない要注意の馬だろう。
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今週は桜花賞が始まりいよいよクラシックG1の開幕となるが、緊急事態宣言も出て、競馬もかろうじて開催しているのような状況。無観客競馬となっているが、競馬は幸いネット投票が進んでいるから、良かったと思う。とはいえ、スマホやオンラインになれていない、従来のウインズに行く人たちも非常に多いと思われるため、JRAとしても売り上げ減は想定以上になることと思われる。また、競馬関係者(騎手や調教師)ではまだコロナウイルスの感染はないものの、何とか持ちこたえて週末の楽しみを取っておいてもらいたいと思う。ルメールはドバイ帰りで数週間騎乗できないなど制約もあった。また、春の香港競馬も恐らく中止になることが予想される。アーモンドアイはドバイに行って中止となって次はどこのレースを使うのだろうか。東京コースが合うと思うので、今年も安田記念参戦はあるかもしれない。とはいえ、ドバイが中止になり軒並み海外競馬も自粛状況の為、馬主としてもローテーション選択、馬の使い分けが難しくなってくると思う。経験したことのないような事態が日本で起こっているが、ぜひ毎週末無観客でもいいので競馬は継続してもらいたいと思う。
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