来週はいよいよジャパンカップだが、今週のマイルチャンピオンシップはエイシンアポロンが渋った馬場を克服し快勝。これでGI初めてとなった。たぶん父親のジャイアンツコーズウェイも日本でのGI初勝利になったのではないだろうか。好位置から抜け出しての完勝だけに乗っていた池添騎手も大きな仕事をした。これで今シーズンの池添騎手はGI5勝。今回のエイシンアポロンはテン乗りでの勝利だけに喜びもひとしおといった感じだろうか。人気になっていたリアルインパクトはこれまで強い競馬をつづけていたのだが、渋った馬場がダメだったのか、右回りの京都があわなかったのか残念ながら3歳での優勝は成らなかった。このレース牝馬の同じディープインパクト産駒のマルセリーナもでていたのだが、この2頭はまだ3歳馬であり、これから来年以降が本格化して楽しみになってくる。ディープインパクトといえば昨日の東スポ杯でも大器が完勝しているから今年も2歳馬のリーディングは堅いのだろうか。ダイワメジャーが独占しているようではあったが、出走頭数が違うので、これから1か月の間に2歳馬のランキングも大きく変わってくるかもしれない。来週はいよいよ日本の頂点ともいえるジャパンカップがあるが、ここには久しぶりにその年の凱旋門賞馬が出走してくる。おそらくスペシャルウィークがかった年のモンジューのような感じだろうが、今年は勝ったタイムも早いのでもしかすると世界最強馬が日本で豪脚を披露するかもしれない。 PR |
男子ゴルフは残り3戦で賞金王争いも韓国のベ・サンムンがほぼ当確になりつつある。昨年もキム・キョンテも強かったが、今年の男子ゴルフツアーを見ているとベ・サンムンの強さは際立っているので今年のほうが強いチャンピオンのような気がする。注目の石川遼は今年未勝利。ドライバー初め昨年よりもスウィングで苦しんでいるのが現状だが、同世代の松山英樹も台頭してきており、来年につながるゴルフを残り数試合で行ってもらいたいと思う。ゴルフのシーズンは冬に入るとともにプレー回数が少なくなってくる時期でもある。今年は東日本大震災の影響でゴルフのプレー回数は減ってしまったが、それでもアコーディア系列のゴルフ場などを中心に数回ラウンドすることができた。一時よりもゴルフ人口が減っているとのことだが、少なくともプレーした感じではゴルフ場人気もあるようだった。埼玉県の岡部チサンカントリーでもプレーしたが、こちらはPGM系列のコースで非常に歴史のあるコースではあるが、プレーはホール数が多いのもあって面白かった。PGMは株主が変わるようだが、埼玉や茨城でも多くのコースを保有しており、今度は埼玉のコースではなくて、茨城などのコースにも来年は挑戦してみたいと思う。
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今週はエリザベス女王杯だが、かなり豪華なメンバーになったと思う。実際秋華賞のメンバーも参戦しているし、何よりも昨年衝撃的な勝ち方をしたスノーフェアリーと今年のヨーロッパオークス馬の参戦、それに実は一番強いと思っていたレーヴディソールも参戦するというからここ数年間でも一番すごいメンバーがそろったのではないか。スノーフェアリーは昨年とは違い今年は凱旋門賞を使った後さらに一戦してここに参戦しているからローテーション的には厳しいものが予想される。また、ローテーションという意味ではチューリップ賞以来の復帰となるレーヴディソールは長期休養明けで本当に本来の力通り復活するのかという問題もある。かなりの大器だけに無理はしてもらいたくはないが、ここで復活Vとなると有馬記念はすごい楽しみな一戦となる。アパパネは人気を落としそうだが、この馬春にはブエナビスタを下しているわけであるから侮れる馬ではない。ふたを開けてみたら一番強かったなんてことも十分予想される。ホエールキャプチャも結局クラシックとは縁がなかったが、本来はGIを取れる実力馬ではあるし、いったいどの馬が一番強いのか本当に楽しみな一戦だ。
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女子ゴルフは上田桃子がミズノクラシックで久しぶりの優勝。優勝となると実に2年ぶりの勝利となるらしい。これまでアメリカ女子ゴルフツアー挑戦で苦労をしてきたが、この3日間完璧なゴルフだったのではないだろうか。横峯は最終的に6位で、宮里藍は77位とまったく自分のゴルフをできなかった結果だ。最後に追い上げた中国のフォン・シャンシャンはさすがのゴルフ。上田もすごかったが、最終日4打差を追いついたのだから相変わらずの勝負強さといったところか。近鉄賢島カンツリークラブで開催されたこのミズノクラシックは日米のLPGAが共催する唯一の女子ゴルフトーナメントといえる。そうしたトッププロが集まる大会で完全復活(実は07年にも上田は優勝している)のは上田にとって大きかったと思う。この開催されている近鉄賢島カンツリークラブは三重県でも名門のゴルフ場。来週伊藤園レディスゴルフトーナメントが開催されるグレートアイランド倶楽部は会員権売買はあまり活発ではなさそうだが、最近は名門コースも休日でなければ、プレー費用も安くなっており、ゴルフ会員権のメリットが以前よりもなくなっているかもしれない。ただ、プロがプレーしているコースとなると一回あたりの費用はすごく高くなると思うし、メンバーになると気軽にプレーができるというのはある。ただ、そのための入会費用等は高くなるので、プレー回数と比較しながら検討できればよいと思う。
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天皇賞秋はブエナビスタや4歳馬にアーネストリーを加えた戦いになるかと思いきや、ふたを開けてみると勝ったのは池江厩舎のトーセンジョーダン。父はジャングルポケットだけに府中のコースはあっていると思うが、まさかの大勝利だろう。ピンナ騎手は今週で日本での短期免許が終わりだと聞くが、ハイペースの中、前にいかせることなくうまい騎乗だった。2位にもベリーが入り改めて外国人騎手が上位を独占した形になる。ブエナビスタはハイペースの中、中団にいた馬の中ではよく伸びてきているのだが、最後はレコード決着になったため、伸びをかいたか。もしかしたら久しぶりだったからキレがなかったのかもしれない。ただ、ジャパンカップは叩き2戦目だから怖い一頭だろう。注目の4歳馬ではペルーサが突っ込んできたが、ほかのエイシンフラッシュやローズキングダムはたとえハイペースだったとしても掲示板は乗りたかった。レベルが高い世代といわれるが、天皇賞春以降は中距離以降のGIでこの世代が勝っていないだけに、残りのJCと有馬記念はどの馬かがとりたいところ。
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