今日の東京開催は降雪予測のため中止となった。現在の関東は雪がちらついているが、そこまで降りそうな感じではないため、明日の馬場の回復がどうなるのかが予想のポイントになってくる。共同通信杯といえば、クラシックへ向けた出世レースであり、今年も少数頭ながら骨のあるメンバーがそろったと思う。アドマイヤマーズが当然人気の中心になるわけだが、既に賞金的にはクラシック出走レベルになっているため、どこまでこの厳寒期に仕上げてくるかがポイントかと思う。とはいえ、ミルコは今年のクラシックはこの馬とのコンビになるはずで、負けるようなレースはしてこないだろうと思う。また、前哨戦をこのレースとしたところからも、もしかしたら皐月賞の後は結果次第ではダービーではなくNHKマイルカップに標準を併せる可能性がある。今年はルメールが乗る予定のサートゥルナーリアがいるので、皐月賞の結果によっては路線変更も視野に入れた出走の可能性もある。また、父親がダイワメジャーだけに、多少の渋馬場もこなせるのではないだろうか。他の馬も3歳戦ということもあり、中々出走比較が難しいところ。どの厩舎もここを勝って余裕をもって皐月賞に行きたいという陣営が多いだろうから、ここを目標に仕上げてきている馬も多いと思う。乗る騎手たちもトップ騎手が集結しており、頭数以上に見ごたえのある一戦になりそうだ。 PR |
有馬記念が終わり、今週はホープフルSと大井の東京大賞典が控えている。ホープフルSはまだ契番ファンとしては有馬記念の後のG1として慣れていないが、東京大賞典は年末の風物詩となっている。ルメールは今週のレース次第で年間歴代最多勝の記録もかかっているから全て狙いに来るかと思うし、任せる厩舎もルメールに依頼する以上、本仕上げで来ると思う。人気はどの馬もかぶりそうだが、今年の記録を見る限り馬券的には外せなさそうだ。東京大賞典は今年はゴールドドリームがチャンピオンズカップを自重してここ1本に絞っており、なおかつ鞍上が今年1年の中央競馬を盛り上げたクリストフ・ルメールとあって一番人気になってくるかと思う。当初2000mは長いような気もしていたが、帝王賞でケイティブレイブを下しているから距離も問題なさそうだ。後は一とん挫あった後の出走だけにこのあたりをどう判断するかがポイントになってくるかと思う。ケイティブレイブは前回は謎の敗戦で、敗因も西日をきにした等言われている。馬体重も太かったかと思うが、当日の馬体重は要注意になってくるかと思う。2頭が人気になるかと思うが、今年の3歳のオメガパヒュームも強いし、地方の3歳もそれなりにレベルが高そうでもう少し考えたい。
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プロ野球はペナントレースが終わり、クライマックスシリーズ真っただ中。今月下旬にはドラフト会議もあり、セリーグは監督交代も急で各チームあわただしい秋を迎えている。昨日はジャイアンツが勝ったが、今日も菅野を投入予定で、ヤクルトは地元の神宮で何とか巻き返したい。競馬は今日は秋華賞でアーモンドアイが史上5頭目の牝馬三冠を達成した。単勝オッズを見る限り、三冠濃厚という評価だったと思うが、大外を回しながら一瞬の切れがあり、これなら牡馬との対決でも本当に面白くなりそうだ。古馬の秋のG1シーズンもいよいよ突入でこれからが本当に面白くなってくる季節。ゴルフは今日は神奈川県の横浜カントリーで日本オープンが行われ、快晴というわけではなかったが秋らしい気候の中、20代の稲森佑貴がツアー初優勝をビッグトーナメントで成し遂げた。落ち着きのある若手でこの優勝を機に一気にランキングでも上位になってくるだろうと思われる。藤田など超ベテラン勢の活躍もあったが、男子ゴルフもここにきて石川遼より年下の選手がどんどん出てきて活気が出てきている気がする。松山英樹がいなくても次世代の若手が台頭してきているのはいい傾向といえるだろう。
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昨日の凱旋門賞は牝馬同士の決着で、日本のクリンチャーは17着と惨敗だったが、クリンチャーが挑戦したことにより日本での馬券発売もあったわけで、挑戦することに意義はあったと思う。この後は使うレースが難しいが国内でも頑張ってもらいたい。2連覇したエネイブルはスタート後から好意を追走できる足があり、なおかつペースが速くなってもひるまずにバテない強さがある。首が高そうな走法だが、パワーもあり日本のジャパンカップに来ても好走できそうな感じがある。ぜひJCに来てもらいたいものだ。2着も牝馬で昨年のエネイブルに似たローテーションを取った馬が来た。今年から斤量が若干変わったようだが、それでも牝馬が上位独占だから、まだ斤量的にも牝馬有利なのかもしれない。しかし、一昨年のマカヒキ、昨年のサトノダイヤモンド、そして今年のクリンチャーともに惨敗だったから、世界の壁は厚い。馬場があわないのかもしれないが、それでも勝負になっていないから、残念なところだ。ステイゴールド系のようなパワフルな血統がいいのかもしれないので、種牡馬オルフェーヴルには凱旋門賞に挑戦できるような産駒を出してもらいたいと思う。来週からいよいよ秋のG1が始まる。スタートはアーモンドアイが出走する秋華賞だが、調教が通常であれば三冠は堅そうだ。ここを勝てばジャパンカップに挑戦するだろうから、今年のジャパンカップは大きく盛り上がりそうな一戦となる。天皇賞秋も休み明けが多いとはいえ、メンバーがそろいそうなので今から秋のG1が楽しみになった。
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競馬は夏競馬まっただ中ではあるが、来週は久しぶりのG2の札幌記念も開催予定で、いよいよ秋シーズンをみそえた戦いが始まる。今年の古馬はキタサンブラックが引退して、サトノダイヤモンドもいまいちピリッとしていないから秋は混戦状態だと思う。レイデオロもドバイで負けてしまったし、休み明けでどうだろうか。スワーヴリチャードは府中が得意と来ているから、当然秋の天皇賞とジャパンカップが目標となるが、有馬記念は出ない確率が高い。スワーヴは安田記念で3着だったが、スピードがあるところは見せつけたから、秋の天皇賞も人気になってくるかと思う。今年の3歳牡馬も混戦状態であることには変わりないから、秋がどうなるか各馬の成長度も見ておきたいところだ。ダート戦線は3歳のルヴァンスレーヴがJDDで圧倒的な強さを見せつけてこれが3歳勢では頭一つ抜けた存在か。ゴールドドリーム等古馬も強力だが、新しい世代の台頭で秋のダート戦線も変わってくるかと思う。そんな中、ダートのベテラン、アウォーディーが予後不良になってしまったとニュースに出ていた。最近は以前のようなキレがなくなってしまったが、それでも年をとっても頑張る姿は見事だったので、残念なニュースだ。武豊が乗っていたのが印象的な馬だった。
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