パナソニックオープンはベテランの平塚哲二が今シーズンの男子ゴルフツアー初優勝を飾った。石川遼は34位タイで終え、らしさを出せなかった。石川いわくドライバーの精度が全く駄目でゴルフにならなかったとのこと。この大会アジアで開催されたパナソニックのツアー優勝者も参戦しており、アメリカのメジャーツアーのような開場セッティングもあり華やかな大会だった模様。今年の開催コース琵琶湖カントリー倶楽部は平塚哲二にとっては自宅近辺のゴルフ場で、年に何回もラウンドしているコースなのでコースの手の内は熟知していたのが大きな勝因だったと思う。各選手が後半スコアに苦しむ中順調にスコアを伸ばしての優勝。年齢的にも40歳近いはずだが、今日のような安定したゴルフであればまだまだいけるのではないか。テレビで見ていたが面白いツアーだったと思う。

いよいよ菊花賞の前哨戦が始まるが、前哨戦とはいえ菊花賞で主力となるメンバーがほぼそろっているから調整過程をしっかり見極めておきたい。神戸新聞杯とセントライト記念だけになってしまい、関西のレースが神戸新聞杯だけになってしまったので今では主力はほぼこのレースに出走する。加えて2400mだから菊花賞の前哨戦としてはもってこいの距離だ。皐月賞、ダービーの2冠を見る限りではオルフェーブルの有利は揺らがないが、久しぶりの右回りと休み明けの仕上がりの良さを考えるとつけいる隙があってもよい。当然陣営は3冠目を重視しており、ここは順調にいってくれればよいという考え方もしているかもしれない。相手筆頭はウインバリアシオン。ハーツクライ産句でダービーではまさかの逆転というのも考えられた馬。いずれにせよ、ここでの勝ち負けが本番に直結するわけではないかもしれないが、その分伏兵陣にもチャンスはあるということ。どんな前哨戦となるかはしっかり見ておきたい。

めっきり秋シーズン、ということではなくまだまだ残暑が続いている首都圏だが夏と違うのは風が涼しくなったくらいだろうか。ただ、日差しの強さは相変わらずでせっかくの3連休シーズンでゴルフを楽しむ人たちも体力をそがれる暑さがある。最近はネットなどの予約でゴルフ会員権をわざわざ購入する人も少なくなったようだが、それでも安いゴルフ場については価格が下落しているから、年間でかなりの数をラウンドする人にとっては会員権を買ってしまった方がお得ということもあり得る。株価や景気と連動するのゴルフ会員権とも言われるが、景気が悪くなっている分また、景気の良かったころに比べ売りの会員権が多くなっている分、ゴルフ会員権相場表が全体的に下落している状況は否めず、逆に過去の経緯などにしがらみがない人にとっては安値でゴルフ会員権が手に入ることになる訳だ。さすがに近場のゴルフ場となるとそれこそ価格は高くなるが車があれば少し足を伸ばせれば色々ゴルフ場選択の選択肢は増えてくる。ゴルフシーズン到来となり、プレー回数が増える人にとってはひとつの選択肢としてゴルフ場メンバーになってみると言うのも良いことかもしれない。

凱旋門賞がBS11？で放送されることが決定したらしい。今年はナカヤマナイトがどうやら凱旋門賞には出ないらしいが、日本からはエース級2頭が参戦するから多くのファンは生でテレビを見ることになるだろう。出走馬がどれくらいいるのか把握をしていないが、ヒルノダムール、ナカヤマフェスタは共に叩き2戦目だから大幅に上向くはずだ。特にナカヤマフェスタは自分から動いた時にはものすごい力を発揮するわけだから、コンディションや当日のテンションが合ってもらいたいものだ。サラフィナが人気になり、ソーユシンクが凱旋門賞参戦を決定したらしいが3歳馬も強豪の馬がそろっており、例年になくレベルは高いものになるだろう。