フォワ賞ではヒルノダムールがサラフィナとの接戦に敗れてしまったが、勝ったサラフィナが強かったのと、セントニコラスアビーには競り勝っているわけで、前哨戦としたら申し分ない結果だろう。これで凱旋門賞への視界は広まった。敗れたナカヤマフェスタは最下位とはいえ、昨年のジャパンカップ以来だからこれはこれで上々の仕上がり。本番までテンションが上がらなければ良いと思う。サラフィナはさすがと思わせる勝利だった。キレ味抜群で本番でもさらに上昇が見込めると思う。3歳馬との物差しがわからないので何とも言えないが、キングジョージは3歳馬が勝っているから今年の世代もレベルが高いのだろう。一方女子ゴルフではメジャー大会コニカミノルタ杯が終了。三塚優子が勝利してメジャー大会は初優勝となった。男子ゴルフの方は石川遼が参戦しなかったこともあり、色々と問題になっているようだが、大事な一選手が故障してしまっては元も子もないのでしっかり調整して次回のツアーに臨んでほしい。おそらくANAオープンゴルフトーナメント(札幌ゴルフ倶楽部 輪厚コース)には出場するだろうから、ここは涼しい北海道でゴルフのベストシーズンの中見事に今年初優勝を飾ってもらいたいと思う。 PR |
今週はいよいよニエル賞とフォワ賞がフランスのロンシャン競馬場で開催されるわけであるが、フォワ賞は4頭だてで、うち2頭が日本の馬。ヒルノダムールとナカヤマフェスタが出ていなかったら2頭立てになる訳で、ヨーロッパの出走事情はどうなっているのだろうか。ただ、出走する地元の2頭も凱旋門賞で人気になっているような馬だから、当然強敵。今年は出走予定馬が全部前哨戦を使うところがよいところ。ロンシャンの馬場を一度経験できるのは本番に向けてとても大きいと思う。
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今週はいよいよ日本からフランスの凱旋門賞制覇を目指す日本馬三頭が凱旋門賞前哨戦に出走する。どの馬もここまでの調整過程は万全のようでなにより。ナカヤマナイトはGIを勝っているわけではないのだが、それでも国内では善戦していたのとナカヤマフェスタと同じでステイゴールド産句だけにロンシャンの馬場にも会っているのではないかと思っている。ヴィクトワールピサが辞退したことにより大将格になったのはヒルノダムールで、当然天皇賞馬としての期待がかかる。父のマンハッタンカフェはこのレースで結果を残せなかったが、父の仇としてもなんとか前哨戦を好走してもらい次につなげてもらいたいと思う。また、今日から女子ゴルフのメジャーツアーでもある日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯が千葉県のキングフィールズゴルフクラブで開催される。初日が終わって三塚と女王の不動が首位に立ったとニュースに出ている。福嶋も単独で3位につけて好スタートを切ったようだ。開催されているゴルフ場のキングフィールズGCは名門コースで女子ゴルフのメジャー大会が開催されるにはふさわしいコース。当然千葉県でも高額のコースでキングフィールズゴルフクラブ会員権と言えば千葉県でも屈指の高額コース。大会は普段の女子ゴルフと異なり4日間開催なので4日間を戦い抜く体力が必要だが、激戦になって盛り上がることを期待したい。
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今年の種牡馬ランキングではキングカメハメハが賞金順位で圧倒している。このまま秋シーズンもローズキングダムやアパパネあるいはルーラーシップもいるしおそらくこのまま2年連続リーディングは固いだろう。4位のステイゴールドはサンデー系列の種牡馬でも異彩を放っており、決して繁殖牝馬の質はいいとは言えないが、今年も凱旋門賞に挑戦するナカヤマフェスタなど駒が揃っている。面白いのがマンハッタンカフェでヒルノダムールが代表産句ではあるが、長距離から短距離までコンスタントに活躍馬も出している。ディープインパクトも上位に顔を出しているが、初年度産句がクラシックの年でここまで上位にあがっていればまずまずと言えるだろうか。今年はマルセリーナとリアルインパクトという2頭のGI馬を出しているから、秋以降の産句の成長力にも注目だ。
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天皇賞馬だったオフサイドトラップが死んだとニュースになった。98年の天皇賞(秋)はサイレンススズカが故障してトニービン産句だったオフサイドトラップが勝ったわけだが、人気になっていたわけではなく、トニービン=東京のイメージを改めて感じた勝利だった。2着は確かステイゴールドだったと思う。今となっては2着に来たステイゴールドの種牡馬としての評価はウナギ登りだが、オフサイドトラップは代表産句を残せなかったのがもったいない。トニービン系はウイニングチケットも直系がないのでさみしい限り。広い東京では抜群の強さだっただけにこう言う種牡馬もまた味があって面白いと思う。セイウンスカイも亡くなってしまったばかりだが、最近は90年代後半からの活躍馬が亡くなってしまい残念だ。
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