ゴルフの全米オープンが開催されているが、日本勢は残念ながら現時点では優勝争いには絡めていない様子。なかなか世界レベルでの戦いとなるとまだまだ欧米の層の厚さを感じてしまう。ただ、石川は一時期の国内予選落ちのような悪い状態ではなさそうだし、2日目はかなり積極的な攻めをできていたようなので、この経験はまだまだこれから数年後にいきてくると思う。ドライバー、パットの精度とも2、3週間前に比べれば短期間で調整して調子を上げてきているだろう。トップはR・マキロイで2位と8打差つけているから優勝は固い。石川とは同じ世代だけに、今後もマキロイは石川が世界に挑戦するたびに名前を聞く選手になってくるだろう。女子ゴルフでは、ニチレイレディスが開催され、李知姫が優勝。開催された千葉県の袖ヶ浦カントリークラブはゴルフ会員権千葉でも名門のコース。最後は同じく首位タイからスタートした佐伯との戦いとなったが、同じ賞金女王を狙う立場の選手として見ごたえがあった。競馬は今週は宝塚記念を前に大レースの開催はなし。来週は春の総決算としてかなりレベルの高いレースが見られそうだ。ブエナビスタの選択がポイントだが、昨年から少しでも陰りが見えたと見るか、それともヴィクトリアマイルは調整過程の問題とみるかで買い方が変わってくる。日本国内のレースでは確か大きな負けはしていないため、当然軸としては有力だが、昨年のナカヤマフェスタ同様にだしぬけをどの馬かに食らう可能性はある。そればキングカメハメハ産句なのか、それともエイシンフラッシュかどうかは難しいがとにかくこれだけのメンバーがそろうのは面白い。 PR |
グランプリボスがいよいよセントジェームスパレスSに出走する。当然ライバルはフランケルだが、どこまで食い下がれるか、また逆転の可能性もある。フランケルはここ数年のマイラーの中でも最高の一頭とされているだけであり、ここでグランプリボスが善戦できれば、日本のマイラーのレベルをアピールできる。父サクラバクシンオーからユタカオーに続く血統は日本になじみのものだし、ぜひ後継の種牡馬なってもらうためにも頑張ってもらいたい。先日NHKマイルカップでまかしたリアルインパクトが安田記念を制しており、今年の3歳マイラーのレベルは高いはずだ。
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今週はエプソムカップだから大きなレースはないが、いよいよ宝塚記念が迫ってきている。今年はブエナビスタ対新星の4歳牡馬陣という超豪華なメンバーが予想される。ルーラーシップは前走皐月賞馬のキャプテントゥーレを重馬場の中圧勝したが、これはテレビで見ていて驚いた。ドバイでは引っかかってしまい負けてしまったが、このメンバーに入っても見劣らないほど力をつけてきたと思う。ペルーサは出ないようだが、これだけのメンバーの中で実質春の王者を決める決定戦。勝てば秋は海外なんていう馬も出てくるかもしれない。梅雨の季節だが、できれば良馬場でのレースを見てみたいと思う。
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ヒルノダムールの凱旋門賞参戦が正式に決まった。騎手は引き続き藤田で向かうとのことで、これでナカヤマフェスタとヴィクトワールピサの3頭の出走が決まっている状態。ヒルノダムールは本格化したのは今年に入ってからでそうした面から考えても、チャンスはあると思うし、何よりも血統が欧州向きなのが良いと思う。ナカヤマフェスタと同じ便でフランスに向かうらしいから期待しておきたい。女子ゴルフでは今日からサントリーレディスオープン(六甲国際ゴルフ倶楽部)で開幕。宮里藍も参戦しており、横峯も参戦だから結構豪華なメンバー。宮里藍は初日が終わって2アンダー8位タイの好スタート。首位タイにはアン・ソンジュとリ・エスド(-5)が並び3位には単独でイ・ジウがつけており、外国勢が3位を初日独占した。明日以降どのような戦いになるだろうか。
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昨日の安田記念はまさかと思われた3歳馬のリアルインパクトが優勝。戸崎騎手の追ってからのうまさがあって、これがまず評価しなければならない点。そして2着も堀きゅう舎だったわけだが、3歳馬としてNHKマイルカップから3歳馬の同馬を挑戦させた英断が二つ目の勝因。展開もリアルインパクト向きだったが、それでも1勝馬をあそこまで粘らせた戸崎騎手が褒められるべきだろう。斤量差があったとはいえ、この勝利の意味が大きい。来年以降積極的にNHKマイル勝利馬が安田記念に挑戦してくるだろう。そう考えるとNHKマイルカップを勝ったグランプリボスの強さを改めて感じる。リアルインパクトはこの馬にずっと勝てなかったわけだから、イギリスでどういった競馬を見せるか。今から楽しみだ。
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