明日の中山記念は注目のヴィクトワールピサが出走する。このレースはドバイの前哨戦という位置づけだが、このレベルで負けてしまうとドバイワールドカップでの善戦は難しくなる。騎手にはデムーロを迎えて万全の態勢で臨むことになる。ヴィクトワールピサは凱旋門賞の遠征では結果を残せなかったが、ドバイでは世界に力のあるところを見せ付けてほしい。対するリーチザクラウンもマイペースで逃げられれば粘り腰を発揮する可能性は十分ある。マイル以下で使われてきたが、ダービー2着の成績が示す通り、もともと長距離でも力を発揮できるタイプ。ここでヴィクトワールピサにひと泡吹かせられるようになれば、この後のローテーションも変わってくる可能性がある。女子ゴルフのHSBC女子チャンピオンズでは有村が3日目を終わって単独の首位で最終日を迎えることになった。ここまで3日間首位を守り続けており本人にも相当なプレッシャーを感じているかと思うが、実質的に有村とウェブとの優勝争いに絞られたかのようなスコアになった。明日もこの3日間の調子を維持できれば逃げ切れると思う。男子ゴルフは今週残念な結果となっているが、有村が勝ってもらえれば来週からの国内女子ゴルフ開幕戦にも弾みがつく。先週のニュースでもゴルフ会員権相場の値上がりが話題になっていたが、男子・女子ゴルフともに世界の舞台で日本のレベルを見せられればそれに触発された自然とゴルフ人口も増えてくると思う。

先週の東京新聞杯ではスマイルジャックが完全復活。もともと東京コースは得意だからそういった面ではこのレベルの高いメンバーにあっても引けを取らない実績はあった。人気になった2頭が連にも絡まなかったことで、春の安田記念は混戦ムードになっている。西ではきさらぎ賞でデムーロが2年連続の快勝。トーセンラーの伸びは父の走りを少し思い出させる内容。さすがにミルコデムーロが乗ると馬が変わる。春のGIクラシックは日本に乗りに来るのだろうか。しかしリスポリもそうだが、外国人の一流ジョッキーはやはりうまい。今週は東京を舞台に共同通信杯が開催される。東京コースの開催だから、ダービーを意識した馬たちが集まっており、ここのレベルは高く今後のクラシックを占う意味でも重要な一戦だとみている。ディープ産句にも注目したい。

今週ドバイワールドカップに日本のヴィクトワールピサとブエナビスタが選出されたと報道が出ていた。このまま順調なら2頭が出走する予定だという。ブエナビスタの場合は叩かずにそのまま本番ということなので、天皇賞秋のように休み明けで好走できればいいと思う。昨年は一回叩いているはずだが、牝馬だし一年かけて馬も成長しているから調整がうまくいけば本当に世界のトップホースと戦えて楽しみな一戦となる。スミヨンが別の馬主との契約上騎乗ができないようなので、後はだれが乗るのだろうか。ペリエなども面白いと思うし、横山典にもどってもそれはそれで面白いと思う。一方ヴィクトワールピサの方はデムーロが乗るみたいだ。デムーロが乗る馬は必ず直線延びてくるから、どういう手綱さばきをするだろうか。ヴィクトワールのイメージは先行抜け出しのイメージがあるから、キレる脚勝負ではなく有馬記念のようなレースをしたい。後ろから行ってはこの馬の良さがそがれてしまう。いずれにしても海外の最高賞金レースに出走するこの2頭には敬意を表したい。

昨日の根岸ステークスはセイクリムズンが圧勝に近いといっても勝ち方だった。ダノンカモンも粘ったけれどこの2頭はそのままフェブラリーSでも実力を出し切れるかもしれない。セイクリムズンの父はエイシンサンディでマイナーな血統。一方ダノンカモンの父はシンボリクリスエスで人気で沈んだサクセスブロッケンと同じ。サクセスブロッケンは13着。この敗北で短期間でフェブラリーSまで体調を戻せるだろうか。数年前は爆発したけど、今は本調子ではないのかもしれない。西の方では京都牝馬Sでショウリュウムーンが快勝。人気を背負ったリスポリ騎手のヒカルアラマンサスは追い込みも届かず2着まで。年明け初戦としてはまずまずのスタートか。東京のヴィクトリアマイルまでに本調子にもっていけばよい。ゴルフではPGMがメンバーになる人向けに名義書換料に関するキャンペーンを実施する。PGM会員権を購入する人にとっては、もってこいのプランでもあり、これからますますPGMゴルフ場に入会する人は増えるだろう。野球ではいよいよ明日からキャンプイン。各チーム主力選手が続々沖縄、宮崎にキャンプインしており非常に楽しみ。ザックジャパンも凱旋帰国ということで今日は色々スポーツイベントがある日だった。