トーセンジョーダンがAJCCを勝ち一気に春の天皇賞の有力候補になった。もともとジョーダンはセリでも高額で取引されていた馬だけに期待も大きかった。メンバーが日経新春杯に比べてやや落ちた感は否めないが、それでも人気を背負っての勝利だからよかったと思う。エイシンフラッシュが宝塚記念に向かうようなので順当にいけば春の天皇賞は内田がトーセンジョーダンになるのだろうか。それとも同じジャングルポケット産句のオウケンブルースリに乗るのだろうか。オウケンは昨年のジャパンカップで得意の府中で爆発できなかったあたり、やや成長力の鈍化を感じたが、昨年の冬は体調が今一歩だったかもしれないし、もうひとつか二つGIはほしいところ。 PR |
日経新春杯を勝ったルーラーシップは勝ち方も鮮烈だったが、調子もよさそうなのでドバイ遠征もプランに入っているとのこと。キングカメハメハとエアグルーヴとの子供だから距離的には現在登録しているレースでどこに選出されても問題はないと思う。できれば一回現地で叩きたいと思うが、ローテーション的にどうだろうか。一方ジャパンカップホースのローズキングダムは変わって春は国内に専念するとのこと。しっかり寒い時期に整えてもらって春のGIを沸かせてほしい。ゴルフでは先週ハワイで行われたソニーオープンで丸山茂樹が最終の一日で首位でスタートしたがスコアを伸ばせず、7位に終わった。さすがに最終日36ホールラウンドするのは体力的にこたえたか。しかし、日本人選手の中では最上位だったと思うし、新年早々いい出だしとなった。ゴルフ系ニュースではアコーディアが株主であるGSとの業務提携解消のニュースが出ており株価が落ちている模様。通常の業務とは既にノウハウもたまっているだろうからそれほど支障はないようだが、これからの展望について懸念点があるのだろう。アコーディアの場合は外資系ということもあったため週末の客数が多い、会員権購入の際譲渡通知手続きを必須、レストランの改善等色々なことで良い意味でも悪い意味でも日本のゴルフを変えているイメージがある。今年も何回かラウンドする予定で注目しておきたい。
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日経新春杯ではローズキングダムが一番人気で3着敗戦。勝ったのは抜け出したルーラーシップが圧勝という結果になった。ジャパンカップホースとして1番人気を背負ったローズキングダムだったが、ルーラーシップとのハンデ差がきつかったのかヒルノダムールとのハンデ差はあったにせよ、こじんまりとした結果にうつった。道中かかるところもあったのかと思うが、ドバイを展望した時に調整過程としてこれで良しとするか、それともジャパンカップ以降の上積みがなかったとするかは評価が分かれるところだろう。ヒルノダムールも終始ローズをマークした形で抜け出し方もよかったのだが、ルーラーシップが抜け出した後まったく脚色が鈍らなかったのでこれでは完敗。鳴尾記念と同様の展開になってしまった。しかしルーラーシップの今日の勝ち方を見ていると、この後選択肢をどうするのだろうか。天皇賞春ではやや長い気もするし、宝塚記念まではまだ時間もあるからもしかしたら急きょドバイ遠征などということもあるかもしれない。香港遠征も視野に入れて同きゅう舎のヴィクトワールピサとどういったローテーションを組んでくるかもこれからの注目事項となる。
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今週は日経新春杯で早くもローズキングダムが出走を予定している。ハンデも58キロということなので出走に踏み切ったようだが、この時期にGⅡ戦を使うとなるとこの後春はどうなるのだろうか。以前にスペシャルウィークがAJCCを使ったりしていたが、ドバイも見添えた展開かもしれない。そのほかにもルーラーシップやヒルノダムールなど同世代の力を持った馬たちが出走する。ヒルノの場合は皐月でも2着でのちのダービー馬やローズなどにも先着しており、今回斤量がローズよりも2キロ軽いのであればこれはわからなくなる。本来の強さをここ数戦は発揮できていないのだが、一発の可能性も十分ある。ゴルフでは国内ツアーはオフシーズンだが、ハワイでソニーオープンが開催される。日本人も7名出場予定で注目は松山と先週もタイで石川遼と組んだ若手の薗田あたりか。日本では寒風の中なかなかゴルフには行けないが、日本人選手たちにはあたたかい地でぜひ健闘してもらいたい。個人的には体を鍛えて春先のシーズン開始前くらいにはPGMゴルフ場でラウンドしたいと思う。
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有馬記念はヴィクトワールピサが勝利。上位3着までを外国人騎手が独占する結果となりトゥザグローリー他は人気どおり実力を出し切ったと思う。ブエナビスタはスミヨン騎手いわくもう少し前に行きたかったということだったが、人気を背負ってマークされる中自分から動きにくいというのもあったのだと思う。現に数センチの差で負けているわけだからこの判断は難しい。ジャパンカップで降着しているのもあって慎重な騎乗だったかもしれない。ブエナビスタは来年はドバイワールドカップを目標にするらしいから、ぜひ調子を落とさずオールウェザーになれるよう調整してもらいたい。ヴィクトワールもフランス遠征からよく調子を戻せたと思う。秋2戦向こうで戦ってきているから輸送の問題もあり相当疲れもあったかと思うがよく頑張った。スタッフの調整が良かったのだろう。角居調教師はウオッカに続いてヴィクトワールという代表馬を持っているわけであるからやはり競走馬を見る眼があるのだろう。明日は東京大賞典。こちらも年末最後の大一番と言うことで見ておきたい。
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