今日のジャパンカップダートは人気になっていたトランセンドが逃げ切り勝ち。外国馬の参戦なし、なおかつ現役最強であろうエスポワールシチーの未出走という中ではあったが、正攻法の逃げで逃げ切りというわけだから、この馬は力をつけているという評価だろう。2着には距離がやや長いと思われたグロリアスノアが突っ込みやや波乱となった。グロリアスノアはドバイでも好走していたからこれぐらい走って当然だと思うが、今回1800mでも目処が立ったことで、今後が楽しみになったし、使うレースの選択肢も拡がった。グロリアスノアの父はプリサイスエンドで、米国の馬だがダートは合っていると思う。プリサイスエンドの父は日本でもおなじみのエンドスイープでミスタープロスペクター系。且つ母系にはサンデーなじみの系統が入っていなく、ノーザンダンサーの血も薄いから、日本の牝馬には種付けしやすい血統といえるのではないだろうか。グロリアスノアの活躍で来年は馬産地でも人気になると思われる。競馬ではなくゴルフでは今シーズンの最終戦が東京よみうりカントリークラブでゴルフ日本シリーズJTカップが開催。優勝は賞金ランキング4位だったベテランの藤田が決めて、年間を締めくくった。石川遼はこれにより年間賞金ランキングが3位になってしまったが、色々と経験と技術を培うことができた1年間だったと思う。石川遼により多くの人たちがゴルフに注目し、色々とテレビ、新聞等で騒がれている日々だったがよく頑張った。ゴルフファンの拡大により、ゴルフ人口が増え、ゴルフ会員権相場上昇やゴルフ場の活気が戻ってくれば経済効果は大きいと思う。 PR |
今日のジャパンカップ、圧勝したブエナビスタがまさかの降着でローズキングダムが繰り上がり優勝。ファンにとっては後味の悪いレースになった。ブエナビスタの単勝オッズは2倍で少し人気になりすぎると思ったが、これだけ多くの人が欠けていて、なおかつ降着ということだとファンも納得しなかっただろう。ローズキングダムの左にいたヴィクトワールピサがよれてきてブエナビスタも寄って行った気がしないでもないが、仮に斜行がなかったとしても今日の足ならブエナビスタが勝っていたはずだ。この勝負の行方は有馬記念でぜひスミヨン騎手で晴らしてもらいたい。しかし、見ていて外国馬が軒並み着順が悪い。日本の馬のレベルが上がったといってもよいのだが、こうしたいわゆる2流馬が来日してもファンはそのあたりをわかっていてオッズが反映していた。欧州から来た馬はほとんどG2、G3レベルの馬ばかりで、来年は有名どころの馬を連れてきてほしいと思う。ナカヤマフェスタはどうしたのだろうか。スローペースだからあんなに負けるところまでは先行していたとはいえなかっただろうにするすると直線に入って下がってしまった。左回りか、馬が走る気がなかったのかは分からないが、世界ランキングでいえば上位の馬だし復活を期待する。
|
明日のジャパンカップは外国馬が8頭と久しぶりに多くの馬の来日がかなった。最近は今年のジャパンカップダートのように外国馬が集まらないということもあったので、18頭フルゲートで日本馬も豪勢となれば盛り上がるだろう。世界のトップジョッキーが外国馬にまたがるわけで、その腕の見せどころも注目なのだが、今年の外国馬は今のところ上位人気になるような馬は出ていない。一番注目されそうなのはオブライエン厩舎のジョシュアツリーだが、このフルメンバーで力を出し切れるかが難しい。やはり天皇賞秋を圧勝したブエナビスタと凱旋門賞帰りのナカヤマフェスタに注目が集まるのは致し方ない。このブエナビスタであるが、前走では3馬身差の圧勝で春よりも成長分で力をつけているイメージがある。一方ナカヤマフェスタは今年のメトロポリタンSから急激に馬が変わってきたと言える。特に凱旋門賞ではワークフォースとどこまでも2頭で行きそうなたたき合いがあったし、まさか宝塚記念をかった段階であそこまで秋に成長しているとは思わなかった。メトロポリタンS完勝の際に凱旋門賞を登録した二宮調教師の英断はすごいと思った。宝塚ではなくメトロポリタンS時点での1次登録というところに意味がある。さて、注目は3歳馬なのだが、今年の日本勢のトップがそろった形だ。ダービー馬エイシンフラッシュ、ローズキングダム、そして天皇賞秋2着のペルーサ。人気は下降しているがヴィクトワールピサが注目。連に絡んでくるとしたらやはりダービー好走組のエイシンフラッシュうかローズキングダムだろうか。前売りの人気でもローズキングダムが上位にきていたからさすがファンはちゃんと見ていると思った。逃げ馬がいないと言われる中スローになった際にはエイシンフラッシュとローズキングダムの台頭は意識しておかなければならない。そのほかオウケンブルースリや天皇賞春のジャガーメイルなど現段階ではオールスターだろう。明日に注目したい。一方男子ゴルフでは国内ゴルフ残り2戦の中、カシオワールドオープン(Kochi黒潮カントリークラブ)が行われ、池田勇太が宮本勝昌と首位タイでフィニッシュ。石川遼も今日はスコアを上げ、一方男子ゴルフ賞金ランキングトップのキムキョンテも6位タイと好位置につけている。池田の2週連続優勝となれば、来週のゴルフ日本シリーズJTカップ(東京よみうりカントリークラブ)まで目が離せない展開になる。
|
先週のマイルチャンピオンシップは岩田騎手が内をつく好騎乗を見せ、見事エーシンフォワードが優勝。タイムもレコードで決着で、復帰早々大きな仕事をやってくれた。2着は人気のダノンヨーヨー。スミヨンは4角で後ろにつけていたが、これは致し方ないだろう。最後は大接戦でのゴールだから見ていて見ごたえがあった。さて今週はジャパンカップとなる。来日する外国馬はそこまでトップグループの馬とはいえないだろうから、そうなると人気になりそうなブエナビスタとナカヤマフェスタとなる。宝塚記念の段階ではナカヤマフェスタの勢いの方が上だったが、秋を迎えてどれだけ両馬が成長できているかがポイントになる。有利という点ではローテーションがよくたたき2戦目のブエナビスタだが、ナカヤマフェスタの今の充実度なら譲れない。他にも天皇賞をパスしたオウケンブルースリや3歳勢のヴィクトワールピサやローズキングダムなど久しぶりに粒がそろった戦いになる。ヴィクトワールピサは距離がどうだろうか。プロ野球では楽天からアスレチックス入りを目指していた岩隈が交渉決裂というニュースが出ていた。今日のニュースでは交渉過程が細かく報じられていたが、そもそも始めから取る気がなかったのかと思わせる内容だった。松坂のころに比べ、日本市場に対する評価が少しさがっているのだろうか。岩隈の場合は技巧派でかつ速球の威力もありコントロールもいいから十分通用すると思っているが、来年も国内でのプレーとなると、楽天の補強プランに影響が出るかもしれない。ゴルフでは先週大王製紙エリエールレディスオープンで横峯さくらの2年連続賞金女王が途絶えてしまった。アンソンジュが女王となったわけだが、今年は安定感抜群のゴルフで女王としての貫録があった。不景気でスポンサーの問題やゴルフ場の経営問題など問題にあがっているが、来年は個人的にもっとプレーしたいと思う。今年はプレー自体あまりしなかったが、アコーディアの会員権購入時の名義書換が安くなるなど、昔に比べればゴルフをしやすい環境はそろっているため色々と考えたい。
|
ジャパンカップでスノーフェアリーが出走辞退したとニュースに出ていた。前走では、格の違いをみせつける内容で、かつ日本の高速馬場にも適応があっただけに残念。ブエナビスタに次ぐ日本の牝馬エース格のメイショウベルーガが子供扱いのレース。3歳牝馬チャンピオンのアパパネもかろうじての3着なので、これはベストコンディションでブエナビスタと対戦させたかった。まぁエリザベス女王杯からジャパンカップまでの期間が中1週では調整が難しいのはよくわかるのだが。今年のジャパンカープダートでも出走馬ゼロでジャパンカップもブリダーズカップターフを勝ったデンジャラスミッジが取り消し表明し、参戦馬のレベルは日本の方が高い気がする。ブエナビスタと凱旋門賞帰りのナカヤマフェスタ、これに3歳のペルーサ、エイシンフラッシュなどの3歳馬が中心となる感じか。
|